2014年11月30日

謎解きはディナーのあとで(東川篤哉)

謎解きはディナーのあとで(東川篤哉)

 元々題名は知っていたのですが、読みたいほどの興味をそそられなかった本でした。でも、火曜日のドラマを見て面白そうだと次の日には購入しました・・・・が、感想は正直微妙です。
 「推理物」を望んで読むならば大外れ。ギャグとして読むならばそこそこ面白いとは思いますが、私的には余り好きではない本の一つです。一話一話が短すぎてもっとじっくりと書いて欲しいというのが一番の感想です。ドラマの方が中身のある内容だと思ったのでドラマは見ると思いますが、今後小説では買わないと思います。
 ドラマに出ていた高級車に乗っては見たいと思いましたが、やっぱり、自分の軽自動車が一番……かな???

 お嬢様である宝生麗子と執事の影山との会話は思わず笑ってしまいます。・・・というか、この影山さんて何者だろう?どこの天才探偵だって普通人の話を少し聞いただけで事件を解決なんて出来ない・・・いや、これはしてないか。事件を解決ではなく予測してそれが当たっているのは最早推理力ではなく、超能力ですよね?
 「死者からの伝言をどうぞ」の最後の影山V.S犯人の格闘のあと、彼が手錠をかけられそうになったのには笑えましたが・・・もうちょっと犯人とかその他の登場人物の心情や内情を書いて欲しいというのが正直な感想です。
 パパッと読めましたが、心に残らない話でした。・・・かなり辛口の感想で、この話を好きな人はごめんなさい。その場合、今すぐこの内容を頭から消去して忘れちゃってください。


Posted by COCO☆ at 22:50 │推理物